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2010年4月19日月曜日

内因性精神病(2)

内因性精神病(1)からの続き

●内因性精神病(2)

○双極性感情障害(躁うつ病)は、躁状態とうつ状態を繰り返す精神疾患で、一旦回復しても、完治することはなく再発することが多いので、生涯にわたる薬物投与による予防が必要となります。

・双極性障害は、躁状態を伴う双極I型障害と、軽躁状態を伴う双極II型障害に区分され、双極I型障害は、1回の躁状態で終わる症例は稀であり、うつ状態と躁状態のいずれかが、症状のない回復期を伴いつつ、繰り返していくことが多く、躁状態から次の躁状態までの間隔は数カ月単位という場合から、うつ状態と躁状態が混ざって存在する混合病相が生じる場合もあります。

・うつ状態と軽躁状態のみが認められる場合のことを言うが、軽躁状態そのものが、患者や家族には認識されていないことも多く、自覚的には反復性のうつ病と考えている患者も多くいます。

・躁状態は、気分の異常な高揚が続く状態で、躁状態の初期には、明るく開放的であることもあるが、症状が悪化するとイライラして怒りっぽくなる 場合も多く、本人の自覚的には、エネルギーに満ち快いものである場合が多いが、社会的には、種々のトラブルを引き起こすことが多く、社会活動や人間関係に著しい障害を生じます。

・軽躁状態は、基本的に躁状態と同じ症状であるが、社会的、職業的機能や人間関係に影響のない程度のものを言います。

・うつ状態は、抑うつ気分や不安・焦燥、精神活動の低下、食欲低下、不眠症などを特徴とし、以前まで楽しめていたことにも楽しみを見いだせず、感情が麻痺した状態になり、食欲、体重、睡眠、身体的活動性の4つの領域で、顕著な減少または増加が生じます。
(詳しくは後日掲載の「躁うつ病の特徴」の項を)

続きは次回:外因性精神病

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