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2010年5月17日月曜日

不安神経症の特徴

●不安神経症の特徴

・不安神経症には、大きく分けて全般性不安障害に分類される慢性の不安(予期不安=対象のない怖れ)とパニック障害に分類される急性の不安(不安発作)の2つのパターンがあるが、どちらも精神障害の一つの不安障害です。(パニック障害については次項で述べるので、この項は全般性不安障害について述べます。)

・発症に至る完全な原因は判っていないが、神経質で不安を持ちやすい性格の人に多い傾向があり、何らかの精神的なショック、心配ごと、悩み、ストレスなどの精神的原因と思われることもあるが、まったくないこともあり、過労、睡眠不足などの身体的原因が引き金になることもあります。

・症状としては、過敏、緊張、落ち着かない、イライラする、集中困難などの精神的症状と、筋肉の緊張、頭痛、震え、動悸、息苦しさ、目眩、下痢、不眠(寝つきが悪い、途中で目が覚める)などの多様な身体的症状(不定愁訴)があります。
何かにつけて過度の不安や心配(予期不安)が付きまとい、それが慢性的に続くのが特徴で、不安に伴ういろいろな精神的、身体的症状が現れます。

・治療法としては、全般性不安障害には、パニック障害のような決まった薬はなく、抗不安薬などによる薬物療法と心理療法(行動療法や内観療法、森田療法など)が行われるが、専門医や専門職のいる医療機関で治療を進めることが重要となります。

次回:自律神経失調症の特徴

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