●オーバードース(OD)(1)
オーバードースとは、薬物過剰摂取(drug overdose)のことで、化学物質(医薬品、市販薬品や違法ドラッグ)を、生体のホメオスタシス(生きていく上で重要な機能を、常に正常に保つ働き)が損なわれる程、多量または集中的に摂取し、そのことによって起こる状態や症状、または概念を言います。
・オーバードースという語は、安全な薬の服用という概念の対であり、薬物に対して使われることはあっても毒物に対しては使いません。
・オーバードースは、時に自殺するための手段として行なわれ、自殺願望者が意識的にオーバードースを冒すことがありますが、多くの場合のオーバードースは意識的なものではなく、服用している薬物に対して無知であったり、その薬の説明書の無理解などで起こっています。
・doseとは薬物の1回あたりの適正服用量のことですが、過剰や超過を意味するoverを付加した複合語のOver Doseの頭文字をとり、ODと略されています。
・オーバードース(OD)の目的には、「自殺目的」「多幸感を得る為(向精神薬、麻薬や覚醒剤の摂取)」「自傷的行為」「現実逃避」「脱力感(トリアゾラム、大麻、LSD)」など多様性があります。
・自殺志願者によるオーバードースの場合、精神科用医薬品を用いたオーバードースが既遂(製薬会社自体が、特に精神科用薬品からはオーバードースの危険性を事前に排除している)に至る事はまれですが、どのような薬かを問わず、繰り返しオーバードースを行うことにより、肝臓や腎臓など内臓の機能低下を含めた悪影響も懸念されますので、その行為自体に周りの人達は注意を向けなければなりません。
・また、睡眠導入剤などの睡眠効果のある薬や精神系の薬を大量服用した場合、一時的な記憶障害が症状として現れるときもあります。
具体的には大量服薬した前後の記憶がないとか、一時的に解離のような症状を呈するなどですが、これらは一時的なものであり、薬が抜ければ回復していきます。
続きは次回:オーバードース(OD)(2)
2010年5月26日水曜日
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