●統合失調症の特徴
・統合失調症は、発症する原因が明確に解明されていないのが現状だが、遺伝的な要素や脳内の神経伝達物質の過剰仮説、環境因子、心理学的因子、大脳の構造的異常などの多くの原因が絡み合って脳の機能に障害が起こり、働きが阻害され発症すると考えられていて、思考、知覚、自我意識、意志・欲望、感情など、多彩な精神機能の障害が見られます。
・生真面目で正直な人や純粋で小心な心優しい人などが罹病しやすく、思春期から青年期(15~24歳)に発症することが多く、小児期の発症や老年期での発症もみられ、男性と比較して女性は平均発症年齢(25~34歳)が遅く、閉経後にも小さな発症のピークがあります。
・主な症状としては、陽性症状と陰性症状の二つに分けられ、陽性症状の場合には、知覚の障害(幻覚・幻聴、幻視など)や、思考過程の障害と思考内容の障害(妄想)、自我意識の障害などが特徴的なものとして挙げられます。
・陰性症状の場合は、感情の障害や思考の障害、意志や欲望の障害など、感情が乏しくなる、意味もなく笑う、世間に対して無関心になる、引きこもって無為に過ごすなどの症状が表れ、自閉傾向が強くなります。
・治療法としては、外来治療と入院治療に分けられ、薬物療法を主体として他の治療法も病相の時期(急性期、慢性期など)に応じて適宜選択される。いずれにせよ、専門医に受診、相談し、必ず専門医や専門職のいる医療機関で治療を進めることです。
・必要に応じて、作業療法や生活技能訓練、集団精神療法などが行われ、支援者として、精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理士などが専門職としてサポートします。
次回:躁うつ病の特徴
2010年5月24日月曜日
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